歴史的瞬間に立ち会うことの喜び

大阪本社編集局編集センター 長尾隆広

3ポイントPR

ネット社会が進むほどアナログ要素を大事に
ノーヒットノーラン達成の瞬間を目の前で
名刺1枚で誰にでも会える

仕事を進める上で大切にしていること

 時代に逆行しているかもしれませんが「アナログ」要素を大事にしています。

 ネット社会が急激に拡大し、スポーツ新聞社も例外なく速報強化を進めている状況です。技術の発展は大いに歓迎し「効率化」や「簡素化」は積極的に取り入れていく必要があります。

 実際に私もデジタルを活用し、昨年6月にツイッターを開始。ドラゴンズの情報を日々発信しています。フォロワーからの意見や反応を見るのは新鮮で、記事を書き、取材をする上でとても参考になっています。もう〝ググれば〟ほんどのことが分かる時代です。

 私は報知では数少ない営業部門(販売局)から記者(編集局)へ異動した人間です。異動してからある先輩に「素直さを大事に」と言われ今でもその言葉が心に残っています。
 
 令和に時代は変わりましたが、良き昭和生まれの人間でありたいと思っています。もちろん、最新のデジタル機器を武器に持ちながらです。
後藤亮太

仕事の醍醐味

 ベタですが「歴史的瞬間」に立ち会えることです。昨年9月14日の阪神戦(ナゴヤD)で中日・大野雄投手が史上81人目のノーヒットノーランを達成しました。

 小学3年から野球をしていた私ですが、目の前で大記録達成を見たのはこれが初めて。三塁の高橋選手が打球をつかんだときは鳥肌が立ちました。
 
 無邪気に喜ぶ大野雄投手が印象的ですが、18年0勝と苦しみ昨季にかける思いが凝縮した一戦だったので、同じ空気の中にいることができて本当に良かったと思えた瞬間でした。

 もう一つは8月11日のDeNA戦(横浜)。ツイッターにもたびたび顔を出してくれる「京ちゃん」こと中日・京田選手=写真=。遊撃手ですが浅めに守っていた左翼手の守備位置まで下がり、三遊間のゴロを横っ飛び。ありえない場所から送球して打者を間一髪アウトにしました。人間離れした曲芸にあ然。開幕戦でスタメンを外れ悔しい思いをずっと抱えていたのを知っていたので、番記者として本当にうれしかったワンプレーでした。

 営業部門にいた8年間でも大きなイベントを成功させ、飛躍的に部数を伸ばすなど色々な思い出がありました。いずれにしても、名刺一枚で普通では絶対に会えない人や現場に行くことができ、取材やビジネスができるというのがスポーツ新聞社、報知新聞社が持つ仕事の醍醐(だいご)味ではないでしょうか。
 
後藤亮太

キャリア

社会学部卒
2009年4月:入社、大阪本社販売局販売管理部
同年10月 大阪本社販売局販売部
2018年1月:大阪本社編集局編集センター阪神担当
2019年1月:大阪本社編集局編集センター中日担当
 

受験生へのメッセージ

 学生時代に「山登り」と「読書」をしなかったことを後悔しています。
 
 やりたいと思ったことを時間があるうちに、とことんやるべきだと思います。

 またクライアントや取材対象に気に入られるにはカラオケで使える〝こん身の一曲〟を持っておくのがおすすめ。ある仲の良い選手からは、「長尾さんが歌う『POP STAR』(平井堅さん)が聴きたい」と定期的にリクエストが入ります。
 あと、将来家族ができたら一番大切にしましょう。

ページトップ