【U21】森保監督“二刀流”で頂点目指す 五輪過密日程見据え「複数ポジション」

2017年12月27日6時0分  スポーツ報知
  • U―21日本代表メンバー発表会見で笑顔の森保監督(カメラ・森田 俊弥)

 来年1月(9~27日)に中国で行われるサッカーU―23アジア選手権に臨むU―21日本代表メンバー23人が26日、都内のJFAハウスで発表された。指揮を執る東京五輪代表の森保一監督(49)は、本職以外にも複数ポジションをこなせる選手を多数招集。自身も対戦相手や状況に応じて3バックと4バックを使い分ける意向で、選手も監督も“二刀流”で頂点を目指す。また、FW久保建英(16)=F東京=は疲労を考慮し、選出されなかった。

 言葉に力がこもった。今回は23歳以下の大会だが、日本は東京五輪世代となる21歳以下で臨む。同じく21歳で戦った14年大会が8強だと聞いた森保監督は「前回のことを言われると、前回よりも高いところを目指してやっていきたい。相手は2歳上のメンバーが中心だが、優勝を目指してやりたい」と言い切った。

 今月のタイ遠征では、5月のU―20W杯(韓国)に出場したメンバーは呼ばなかったが、初の公式戦となる今回は11人を招集。「世界大会を経験した選手たちが、どれだけのパフォーマンスを見せてくれるか、ポテンシャルを含めて見ていきたい」。フローニンゲンMF堂安ら海外組、F東京FW久保らは疲労を考慮して入っていないが、元日の天皇杯決勝に出場する横浜MのMF遠藤も5日から遅れて合流するなど、“ガチ”メンバーで臨む。

 キーワードは二刀流だ。フィールド選手20人中、半数以上が複数ポジションをこなすことができる。「複数ポジションという言葉の独り歩きはしてほしくない」と前置きした上で「五輪を見据えると、中2日で18人のメンバーで最大6試合を戦わないといけない」と本職プラスアルファを求めている。さらに、タイ遠征では基本布陣の3―6―1だけでなく、4―4―2も併用。「広島の時と東京五輪を目指すチームは別もの」と言うように、指揮官自身も二刀流で挑むつもりだ。

 年明け2日から大阪・堺市で事前合宿がスタート。「頂点を目指してやっていきたい」。二刀流ジャパンで、16年大会に続く連覇を狙う。(井上 信太郎)

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