森保氏、日本新監督の最有力候補に「光栄」

スポーツ報知
取材に応じたU―21日本代表の森保監督

 U―21日本代表の森保一監督(49)が15日、次期代表監督の最有力候補と報じられていることに「光栄」と話した。この日はJ2東京V対山口の視察後に取材に応じ「(候補として)名前を挙げていただいているのは光栄です。やってきたことを評価していただいていると思うので、すごくありがたいこと」と感謝した。

 コーチとして参加したロシアW杯から帰国後は、自宅のある広島で静養。日本サッカー協会からの接触については「何もありません。ずっと家にいました」と否定した。報道陣から就任要請があった場合について聞かれても「話があってからお話しさせていただきたい」と話すにとどめた。

 次期代表監督を巡っては、アーセン・ベンゲル氏(68)やユルゲン・クリンスマン氏(53)と水面下で接触したが、すでに決裂。ロシアW杯で16強入りした西野朗前監督(63)の路線を引き継ぐためにも協会内で日本人監督を推す声が多い。

 東京五輪代表と2つのカテゴリーを兼任するには日程の調整など課題は多いが、森保氏自身も将来的にはA代表の監督をやりたい意向は持っている。20日の技術委員会で意見がまとまった上で正式に要請されれば、前向きに検討する可能性は高い。

 コーチとして西野ジャパンを支え、低い評判を覆したW杯の経験を今後につなげる必要も感じており「西野さんは選手、スタッフとうまくコミュニケーションをとって、日本らしさを引き出していた。誰がやるにしても、日本の良さを大事にしてくれる人がいいのではないかと思います」と話した。日本協会は20日の技術委員会、26日の理事会を経て次期代表監督を選ぶ見通し。

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