日本代表・森保新監督決定…トルシエ監督以来の五輪代表兼任

スポーツ報知
J3の視察に訪れた森保U―21日本代表監督

 サッカー日本代表の次期監督に東京五輪世代を率いるU―21日本代表の森保一監督(49)が就任することが21日、分かった。26日の日本協会理事会で正式に承認され、新体制が発足する。00年シドニー五輪、02年日韓W杯を率いたトルシエ監督以来のA代表と五輪代表の兼任となる。

 日本協会は20日の技術委員会で、新監督の選定については関塚隆技術委員長(57)に一任すると決定。関塚氏から報告を受けた田嶋幸三会長(60)はこの日、関塚氏が候補者を1人に絞っていることを認め「そこ(26日)までにサインができればいい」と話した。両カテゴリーを率いる負担は大きいが、森保氏も就任に前向きな姿勢を示している。

 4月に就任し、ロシアW杯で16強入りした西野朗監督(63)は今月で退任。技術委員会では以前から日本人監督路線を軸としながら外国人の可能性も探ったが、日本人の良さを引き出す戦術や継続性を重視する声が多く、A代表のコーチも兼務してロシアW杯でベンチにも入った森保氏に、かじ取りを託す。

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