【U21】森保ジャパン、ベトナムに力負け「この試合を教訓に」

スポーツ報知
後半、サイドラインを越えたボールが相手側のスローインとなり声を上げる森保監督

◆ジャカルタ・アジア大会第2日 ▽サッカー・男子1次リーグD組 日本0―1ベトナム(19日)

 サッカー男子のU―21日本代表は、1次リーグD組第3戦でU―23ベトナムに0―1で敗れ、同組2位が確定した。シュート数は日本の7本に対して13本と上回られ、ボール保持率も相手が64%と内容でも完敗。A代表との兼任後、初黒星の森保一監督(49)は「敗戦して残念。私が試合の入り方やどういう絵を持たせるか、選手たちに働きかけが足りなかった」と反省した。

 今年1月のU―23アジア選手権(中国)で準優勝した相手の術中にはまった。前半3分、自陣でMF神谷がトラップミスしたところを狙われ、MFハイに先制を許した。韓国人の朴恒緒監督が指揮するベトナムは日本対策として前線からプレッシングを徹底。森保サッカーの生命線である守備陣からの攻撃の組み立てを封じられた。ハーフタイムに指揮官から「球際で戦え」と“喝”を入れられた後半は、布陣を代名詞の3―6―1から4―4―2に変更。ボール保持の時間は増えたが、1点が遠かった。

 決勝トーナメント1回戦は、優勝候補の韓国を破ったE組1位のマレーシアと24日に対戦。「この試合を教訓にノックアウトステージに臨みたい」と指揮官。もうミスは許されない。

サッカー

×