コスタリカ代表・ゴンザレス監督、日本を警戒「スピードとパワー封じ込める」

スポーツ報知
コスタリカ代表のロナルド・ゴンサレス監督(右)とDFオスカル・ドゥアルテ

 サッカーコスタリカ代表のロナルド・ゴンサレス監督(48)とDFオスカル・ドゥアルテ(29=エスパニョール)が10日、日本戦(11日・パナS)に向けた前日会見に出席した。

 ロシアW杯からメンバーが一新した日本の印象について指揮官は「世代交代をしているのは知っている。これまでの歴史を見てみると、日本人の特徴はスピードとパワーあふれるプレーというのは共通している。その長所を封じ込めるような試合をしたい」と警戒を強めた。その速さに適応するための対策として「この前の試合で起用していないフレッシュな選手とともに、スピードのある選手を起用したい」とも口にした。

 ロシアW杯ではグループステージで敗退したが、ブラジル相手に善戦するなど爪痕は残した。これまでは5バックで堅い守りを敷いてきたが、7日に韓国と行った親善試合では「韓国のプレースタイルに対応するため」(ゴンサレス監督)4バックに変更。惜しくも黒星を喫したが、指揮官は「カタール(W杯)に向けて新しく道を切り開きたいと思っている。どちらのシステムでも柔軟に対応できる顔ぶれはそろっている」と手応えを感じている様子だ。

 今回代表に選ばれた22人のうち30代は2人だけと、コスタリカも日本と同じく世代交代が進んでいる。そのため指揮官は「明日の試合は勝ちたい。でも目標は結果にこだわるだけでなく、メンバーがそれぞれのパフォーマンスと個性を発揮してくれることが重要。チームをつくる上では明日の結果は重要ではない」と結果よりも内容にこだわるつもりだ。日本にとっても森保ジャパンの初陣となる一戦は、11日の午後7時20分にパナソニックスタジアム吹田でキックオフとなる。

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