堂安、惜しいあと30センチ届かず…「パフォーマンス考えてしまった」

スポーツ報知
後半、GKをジャンプでかわしながらシュートする堂安

◆国際親善試合 日本3―0コスタリカ(11日・パナソニックスタジアム吹田)

 代表デビュー戦ゴールに、あと30センチ届かなかった。右MFで初先発した堂安は、後半15分にFW小林のパスに抜け出して左足でシュート。ボールはGKをかすめて勢いは弱まったもののゴールへ向かい「(ゴール)パフォーマンスを考えてしまいました」。だが、ラインギリギリでDFにクリアされ無得点に終わった。

 後半33分には自ら倒されて得た約30メートルの直接FKに「蹴らせてほしい」と主張。左足で狙ったが、壁に当たりゴールはならなかった。「緊張した」というデビュー戦でチャンスには絡んだものの「ゴールを決めれば100やし、決めなければ0。ヨーロッパに行って、そういう考えになっているので」。オランダで昨季9ゴールし得点が評価につながることを実感しているだけに、無得点という結果を反省した。この日ピッチに立った唯一の東京五輪世代は力の片りんを示し、今後に期待感を抱かせた。(金川 誉)

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