快足ドリブラー伊東がトドメ弾…後半40分出場で持ち味発揮

スポーツ報知
左足を振り抜きゴールを決めた南野(左)

◆国際親善試合 日本3―0コスタリカ(11日・パナソニックスタジアム吹田)

 森保ジャパンが3―0でコスタリカに勝利した。1―0の後半21分、代表3試合目で初先発したMF南野拓実(23)=ザルツブルク=が初得点を記録して22年カタールW杯のエース候補に名乗りを上げた。後半ロスタイムには途中出場のMF伊東純也(25)=柏=も代表初得点。MF中島翔哉(24)=ポルティモネンセ=、堂安律(20)=フローニンゲン=は不発に終わったが積極性で貢献。世代交代を目指す日本代表にとって経験の浅い2列目の選手たちの躍動は希望の光となった。

 J屈指の快足ドリブラー伊東が電光石火の代表初得点を決め、持ち味を存分に発揮した。「短い時間でも結果を出そうと思った。ゴールできて良かった。ワンチャンスを狙おうと思っていた」。後半40分の出場から8分後、右サイドでボールを受けると、スピード豊かにペナルティーエリア付近まで一直線。最後は切り返してDFをかわし、左足を鋭く振り抜きゴール左隅に沈めた。

 昨年12月、国内組で臨んだ東アジアE―1選手権で代表初招集され、国際Aマッチ初出場。ロシアW杯メンバー入りは逃したが、今季リーグ戦4得点8アシストと高いパフォーマンスを続け、アピールしてきた。中島、南野、堂安ら攻撃陣が好調のなかで「いい選手が多いので負けないように頑張りたい」と言う。代表4試合目の初得点を自信に代表定着へ突き進む。

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