堂安律、実家で両親と“反省会”「朝までしゃべっていました」

スポーツ報知
笑顔で空港に到着した堂安

 日本代表の森保一監督(50)は12日、10月の親善試合(12日・パナマ戦、16日・ウルグアイ戦)に、初陣のコスタリカ戦では招集を見送ったロシアW杯の欧州組を呼ぶ意向を示した。MF堂安律(20)=フローニンゲン=は兵庫県の実家で両親と朝まで“反省会”を行い、次戦の初ゴールを誓った。

 代表デビューから一夜明け、堂安は早朝の伊丹空港にスッキリした表情で現れた。試合後は実家に戻り「寝られなかったので、お父さんお母さんと朝までしゃべっていました。お父さんお母さんの意見が一番聞きやすい。すごく吸収できた一日でした」。6月に20歳となったこともあり、酒も少し酌み交わしながら“反省会”を行った。

 右MFで先発したコスタリカ戦の前半はボールタッチも少なく沈黙。しかし後半は3本のシュートを放ち、得点の香りを漂わせた。両親からは「前半は全然だったね」とストレートに指摘もされたが「(代表デビューを)喜んでくれたし、震災で亡くなった人もいたこの1週間の中で、自分は幸せなピッチに立たせてもらった。本当に心の底から感謝という気持ちが出てきました」。睡眠不足とは思えないほど、晴れやかに初代表の経験を振り返った。

 ロシアW杯の主力が招集される10月には、右MFで原口元気がライバルとなる。「自分自身を追い込む覚悟ができた1週間でした。選んでもらえれば、次こそは点取ります」。フローニンゲンでは今季もレギュラーとして全4試合に出場して1ゴール。さらなる成長を誓って日本を後にした。(金川 誉)

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