長友 4年後のカタールW杯を「終着点ではなく通過点」

スポーツ報知
ボール回しで軽快に動く長友

 日本代表DF長友佑都(32)=ガラタサライ=が、36歳で迎えるカタールW杯を「終着点ではなく通過点」と言い切った。ロシアW杯後の再スタートとなるパナマ戦(12日・デンカ)を前に、11日の練習後に取材に応じ、「そういう向上心が僕を支えてくれている」とうなずいた。

 ともに長く日本代表を引っ張ってきたMF長谷部、そして同い年のMF本田がロシアW杯後に代表引退した一方で、戦い続ける決断をした。年齢的にはピークを過ぎていくことも考えられる時期に差し掛かるが、「実際に35歳を超えてキャリアのピークを迎えた選手を僕はみてきたんで。そういう選手になりたいなと思います」と笑顔をみせた。

 長友の言う「そういう選手」とは、インテル時代のチームメートで38歳までアルゼンチン代表でプレーしたDFハビエル・サネッティだ。「全盛期が35、36歳で、そのときに(インテルで)チャンピオンズリーグで優勝して、38歳までアルゼンチン代表でやっている。そういう選手がいるってことは、同じ人間なんで、できないことはないと思う。ああいうお手本をずっと見てきたので」。30歳を超えても、成長を続けた先輩を見てきただけに、まだまだ歩みを止めるつもりはない。

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