森保監督、初陣から3試合連続無失点へ「こだわる」先発最多9人入れ替え

スポーツ報知
ウルグアイ戦に向け、全員でランニングをする日本代表イレブン(カメラ・関口 俊明)

◆国際親善試合 日本―ウルグアイ(16日・埼玉スタジアム)

 日本代表は15日、さいたま市内でウルグアイ戦に向けて約1時間の最終調整を行った。MF南野拓実(23)=ザルツブルク=は代表史上5人目となるA代表初得点からの3戦連発を狙う。森保一監督(50)は、12日のパナマ戦から大幅に先発変更することを明言。歴代初の初陣から3試合連続完封を見据えた。

 森保監督がウルグアイ戦で、パナマ戦(12日・デンカS)から最多で9人の先発メンバーを入れ替える。「大幅にメンバーを代えて戦いたい」と断言。連続で先発するのはFW大迫、MF南野という前線の2人だけで、中盤より後ろはGKを含め、入れ替えるとみられる。DF吉田、酒井、長友、MF柴崎らロシアW杯経験者が名を連ねることになる。

 記録がかかる。森保監督は就任後2試合を、ともに3―0で勝利に導いた。初陣から3試合連続無失点は、日本代表史上初。FIFAランクの5位ウルグアイを相手に「まずは無失点にこだわって戦ってほしい」と注文した。パナマ戦の課題「ボールの奪われ方」、「序盤の出遅れ」という課題を修正し、「我々の力を測るには最高の相手」と挑む。

 「厳しい試合になることを覚悟しないといけない。(W杯で)ベスト8以上にいこうと考えた時、彼らと互角に、勝っていくという気持ちでやってほしい。我々もやれるんだ、同じ目線から戦ってほしい」と指揮官。2連勝の森保ジャパンが「本物」かどうか。その一端が見える。(内田 知宏)

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