【U19】2大会連続U―20W杯出場権獲得…久保がダメ押しアシスト

スポーツ報知
久保建英

◆サッカー U―19アジア選手権 ▽準々決勝 日本2―0インドネシア(28日、インドネシア・ジャカルタ)

 前回王者で東京五輪世代の日本は準々決勝で開催国インドネシアを2―0で下し、来年5月にポーランドで行われるU―20W杯の出場権を2大会連続で手にした。前半40分にDF東俊希(18)=広島ユース=のミドルで先制すると、後半25分にはFW久保建英(17)=横浜M=のアシストからFW宮代大聖(18)=川崎U―18=が追加点を決めた。

 久保が試合を決めた。1点リードの後半25分、ペナルティーエリア内でボールを持つと相手DF2人を引きつけて、間を通すパス。これを宮代が押し込んだ。久保は「素直にうれしい。2―0で勝つことができて良かった」と安堵(あんど)した。前半40分にDF東が左足で25メートルの強烈なミドルシュートで先制。後半には7万人近くのサポーターに後押しされたインドネシアに押される時間帯もあったが、慌てずにU―20W杯の出場権を手にした。

 今夏のロシアW杯には日本代表のトレーニングパートナーとして、影山雅永監督(51)をはじめチームごと帯同した。A代表と実戦形式の練習を行い試合も観戦。久保が「武藤選手や岡崎選手の切り替えが半端なかった」と驚いたようにA代表の激しさを体感した。2大会連続の4強入り。指揮官は「ここからは目標を上げて優勝を目指したい」と連覇を誓った。

サッカー

×