西野前日本代表監督、現在の休日の過ごし方は?サッカー選手でなかったら?

スポーツ報知
イベントに出席し、ファンとの記念撮影に応じる元日本代表監督の西野朗氏

 ロシアW杯で日本代表を16強に導いた西野朗氏(63)が31日、柏高島屋45周年記念イベントとして開かれたトークショーに出席した。握手会も行われ、訪れたファンとの記念撮影にも応じていた。

 トークショーでは、事前に用意されたファンからの質問コーナーがあり、最初の「休みの日は何をしていますか」という質問に「監督をしていた時はなかった。もちろん、ロシアW杯前の6月は休みどころではなかった。今は“サンデー毎日”です」と答えると、会場からは笑いが沸き起こった。

 最近は全国の講演に出席するなど活動する傍ら、12月9日に米ハワイで開かれる「ホノルルマラソン」でのフルマラソン初挑戦に向けたトレーニングを行っているという。

 柏高島屋の45周年にちなんだ「45年前の将来の夢は」との質問には「教員になること。プロリーグがなかったから、サッカーを続けるなら教員だと思っていた」と明かした。「サッカー選手ではなかったら」という質問に対しても、「教員。その道しかないと思って、大学でも教職の授業を受けてちゃんと勉強していたよ」と答えた。

 また、現在の日本代表について問われると「若い世代が躍動していていい。柏からも伊東(純也)が入っているし、追随してもっと入って欲しいね」と話し、W杯での監督経験から「コミュニケーションをいかにとれるかがチーム作りの上で究極だと分かった。これまでのW杯優勝国は、みんな母国の指導者。日本人が日本人によるチームを作っていけたらいいんじゃないかと思う」と持論を述べた。

サッカー

×