森保一監督、メンバーは「ウルグアイ戦ベース」

◆国際親善試合　日本―ベネズエラ（１６日・大分銀行ドーム）　日本―キルギス（２０日・豊田スタジアム）

　日本代表は１５日、大分市内で１６日のベネズエラ戦に向けて非公開で最終調整した。トップ下で先発が濃厚なＭＦ南野拓実（２３）＝ザルツブルク＝は、ＦＷ釜本邦茂（７２、７６年）以来となる新体制初陣からの４戦連発、ＦＷ渡辺正（５８～５９年）以来の代表初得点からの４戦連発に挑む。ともに達成されれば史上２人目の大記録だ。

　森保一監督（５０）がベネズエラ戦で、歴史的勝利を挙げたウルグアイ戦（４○３・１０月１６日）からメンバーを大きく変更しないことを明かした。「今のところ、ウルグアイ戦のメンバーをベースに戦っていきたい」と会見で言及。

　肺気胸の手術を受け、招集が見送られた長友の代わりに佐々木が入るなどＤＦラインが多少入れ替わる程度で、キルギス戦（２０日・豊田）との２試合で、来年１月に控えるアジア杯（ＵＡＥ）へ向けた準備を進めていく考えだ。「個の良さを出す、チームでのクオリティーを上げていく。言葉でいうのは簡単だが、両方をさらに積み上げていきたいと思っています」と狙いを語った。