原口元気、新BIG3からポジション「奪い返す」
スポーツ報知
年内最終戦となるキルギス戦で中島、南野、堂安の“新BIG3”の代役発掘が行われる。先発する可能性が浮上したMF原口が「彼ら(南野、中島、堂安)は勢いだけじゃなく、能力がある。ロシアW杯後に出られなくなったのは想定外だけど、これも楽しい。良い競争をして奪い返したい」と言えば、FW北川も「1トップ争いに食い込みたい。そのために分かりやすいゴールが必要」と力強く語った。
16日のベネズエラ戦後、森保監督は「スタメンの前線と中盤3枚の連係は上がっている。もう1セット、選手層の幅と質をアップしないといけない」と攻撃陣の主力と控えの差を課題に挙げた。指揮官の目は来年1月のアジア杯に向いている。11年大会では全6試合で1トップと3人のMFに合計7人を起用して優勝。一方、15年大会は全4試合を4人で固定して準々決勝で敗退した。過密日程を乗り越えるために選手層を厚くすることが、2大会ぶりの優勝への必須条件だ。(田中 雄己)