山中デビュー戦ゴール!原口だ、大迫だ、中島だ!森保ジャパン、アジア杯へ視界良好

スポーツ報知
前半19分、原口(右)のFKから2点目が生まれ、イレブンとハイタッチ(カメラ・酒井 悠一)

◆国際親善試合 日本―キルギス(20日・豊田スタジアム)

 日本代表はキルギス代表を相手に4―0で完勝した。来年1月にUAEで行われるアジア杯前最後の実戦で、快勝した森保ジャパン。森保監督就任後初の公式大会に向け、大きく弾みをつけた。

 森保監督は試合後のインタビューで「今日の試合は相手どうこうじゃなくて、我々がどういう基準を持って試合を進められるかということ。選手達が主体的に、高い意思を持ってプレーしてくれたことは良かったと思う」と評価した。

 前半2分、FW杉本のパスに後ろから走り込んだDF山中が左足を一せん。右ポストに当たり、ゴールへ吸い込まれた。日本代表史上31人目となるデビュー戦ゴールで、DFとしては史上初。先制に成功した。

 さらに同19分にはゴール前でFKのチャンスを得ると、MF原口が右足で直接狙う。相手GKがファンブルし、貴重な追加点。原口は、代表では今夏のロシアW杯のベルギー戦以来の得点となった。

 後半27分には途中出場のFW大迫が、FW北川のアシストから3点目。その1分後の28分には、同じく途中出場のMF中島がファーストタッチで流し込み、ダメ押しの4点目を奪った。中島は森保体制では初得点となった。

 森保ジャパンとしては4勝1分けの無敗で18年を締めた。指揮官は来年1月のアジア杯に向け「まずはアジアでチャンピオンを取ることを目標にやっていく。今日の試合でも選手達が、一部の選手だけで無く日本代表としてできると見せてくれた。これまでの試合をベースに、アジア杯ではレベルアップして臨みたい」と話していた。

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