森保一監督「浅野のスピード今の代表に必要」
スポーツ報知
来年1月9日初戦 日本サッカー協会は12日、来年1月のアジア杯に臨む日本代表メンバー23人を発表した。就任後初の公式大会に臨む森保一監督(50)はMF香川真司(29)=ドルトムント=を選外とし、MF南野拓実(23)=ザルツブルク=、中島翔哉(24)=ポルティモネンセ=、堂安律(20)=フローニンゲン=の新BIG3の独り立ちに期待。結果と成長の両立を掲げ、2大会ぶり最多5度目の優勝に挑む。
◆指揮官に聞く
―浅野が10月以来の復帰。
「けがでなかなかプレーすることができない状況だったが、(11月下旬に)欧州視察した時は、練習にも復帰して状態は良さそうだった。直近の試合では相手DFの裏を突破していたし、そのスピードが、今の日本代表には必要だと思った」
―1次リーグの順位により移動などの条件が変わる。
「日程を見ると、(決勝までの)7試合を考えた時、(1次リーグ)2位突破の方が移動は楽で、コンディション作りもやりやすい。でも1試合1試合勝ちにこだわっていく気持ちでいる」
―このメンバーとチームで一番成長させたいことは。
「皆が考えながら、勝つための最善の準備をしたい。アジア杯の相手には、かなり研究や対策をされると思う。これまで以上のことをやる意気込みで準備しないと、難しい戦いになる。そこは、覚悟して臨みたい。選手が試合の流れをつかみながら、臨機応変にプレーしていけるようになれれば。個人でもチームでも全ての部分で上げていかなければいけない」