MF南野拓実、決定機外しまくり4戦不発

スポーツ報知
前半、ブライキと競り合い攻め込む南野拓実

◆アジア杯▽1次リーグ第2戦日本1―0オマーン(13日、UAE・アブダビ)

 決勝T進出を決めたチームとは対照的に、またしても不発に終わったMF南野は「チームの勝利が重要だが、個人的にはチャンスを決めきれなかった。改善していきたい」と唇をかんだ。

 初戦のトルクメニスタン戦同様にトップ下で先発。ペナルティーエリア内になかなか進入できなかった反省を生かし「前を向いて仕掛けていく回数を増やしたい」と序盤からゴールに迫った。前半8分にGKとの1対1を止められると24、26分と立て続けにシュートを放ったが、ことごとく相手のGKに阻まれた。12分のシュートは枠を外れた。1トップが大迫から北川に代わっても「やり方は変えない。自分のやりたいようにやらせてもらう」と己を貫いたが、結果は残せなかった。

 森保体制では、初陣のコスタリカ戦(9月11日)から3戦4発。MF香川真司に代わる新たなトップ下として存在感を示したが、親善試合とは違い、アジア杯のような大舞台では相手から徹底的なマークに遭い、本来の決定力を失っている。

 初戦と同じく、この日もシュート4本が不発に終わり、11月16日のベネズエラ戦から4戦連続ノーゴール。一発勝負の決勝Tに向け、南野の復調が待たれる。

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