塩谷、代表初ゴール!「無心」25メートルスーパーミドル逆転弾

スポーツ報知
シュートを決めた塩谷司(左から5人目)

◆アジア杯▽1次リーグ第3戦 日本2―1ウズベキスタン(17日、UAE・アルアイン)

 日本代表の森保一監督(50)がオマーン戦から先発10人を入れ替える大胆策で、2―1の逆転勝利に導いた。勝ち点3以上の価値がある1位突破。それ以上に国内組に実戦感覚を取り戻させたことは、一発勝負となる決勝トーナメントを戦う上で大きな収穫となった。森保監督は就任後、8試合無敗となった。

 MF塩谷が観客の度肝を抜くスーパーミドルで代表初ゴールを決めた。1―1の後半13分、右サイドのDF室屋からのクロスのこぼれ球に反応し、ペナルティーエリア手前で左足を一閃(いっせん)。約25メートルの鋭いミドルをゴール右隅に決めて逆転した。「無心でコースが見えてたんで、突き刺すだけ」と喜びを口にした。

 17年夏、5年半を過ごしレギュラーの座を確固たるものとしていた広島を離れ「新しい挑戦」を掲げてUAE・アルアインに移籍。2年目の今季はボランチ、センターバック、サイドバックの3ポジションをこなし、主力として活躍する。

 昨年12月のクラブW杯で全試合にフル出場。決勝のRマドリード戦(1●4)ではヘディングでゴールも挙げ、準優勝に貢献した。15年10月以来の代表復帰。家族や知人が多く訪れ、日頃練習や試合を行っている本拠地での一戦で大仕事をやってのけた。

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