乾貴士、カタール分析「チームとしてまとまっている感じがしない」今大会無失点も“スキ”強調

スポーツ報知
乾貴士

◆アジア杯▽決勝 日本―カタール(2月1日、UAE・アブダビ)

 サッカー日本代表は2月1日、2大会ぶりのタイトル奪還をかけたアジア杯決勝でカタールと対戦する。1月31日はアブダビで最終調整を行った。

 カタールは今大会いまだ無失点を継続中だが、MF乾貴士は「個々の能力は高いが、チームとしてそこまでまとまっている感じはしなかった」と印象を語った。

 スペイン人指揮官・サンチェス監督が率いるカタールはアル・サッド所属選手が9人を占める。だが映像を用いた分析で「(攻守の)連携面に難あり」をチーム内で共有したことを明かし、「(無失点は)ラッキーなところもあったと思う。サイドハーフもあまり守備をしない。うちの攻撃陣なら、攻撃面はそこまで難しくないのでは」と語った。

 「得点力がある選手。そこは抑えないといけない」と今大会8得点のFWアリには警戒心を強めているが、「麻也(吉田)とトミ(冨安)は安定しているので…」と信頼を寄せている。30日にはDF長友が、乾やDF槙野がロッカールームを率先して掃除していることを明かした。乾は「(試合に)出られてはいないけど、チームのためにできることはそれ(ピッチ内)だけじゃないので」と総力戦で臨む意気込みを強調した。

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