なでしこ合宿に“新兵器”練習撮った映像をピッチで確認

スポーツ報知

 6月に開幕する女子W杯フランス大会へ向け、静岡県内で合宿中のなでしこジャパン候補は1日、2日目の練習を行った。午前は体力強化中心のメニューで、午後はパス回しなどに取り組んだ。GK練習にはプレー映像をピッチですぐに見られるシステムが試験導入され、池田咲紀子(浦和)と山下杏也加(日テレ)の両GKは設置されたモニターで自身のプレーを確認しつつ守備練習に励んだ。

 ピッチ上で撮った練習の映像を、その場ですぐに再生してプレーを確認できる新システムが試験導入された。スロー再生も可能で、日本協会の担当者は「代表で使うのは初」と説明。GK練習で使われ、練習の合間にモニターを見ながら指示を出した大橋GKコーチは「普段の映像ならばその日の夜に振り返るが、タイムリーに見られる」と歓迎した。ドローンで撮影した映像を使って戦術を確認する応用が可能で、今後A代表などで使われる可能性もあるという。

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