なでしこJヴィレッジで合宿開始。高倉監督「たくさんの方々の支えがあって復興している」

スポーツ報知

 女子サッカーなでしこジャパンは20日、米国で開催する女子の国際親善大会「シービリーブス杯」に向けた国内合宿1日目をJヴィレッジ(福島・広野町、楢葉町)で行った。

 2011年東日本大震災以降、同施設が再始動してから、代表合宿を行うのは初めて。福島県出身の高倉麻子監督(50)は「こんなにも元通りになっているとは想像していなかった。たくさんの方々の支えがあって復興していると思う。全員でいい準備をして力強く大会に臨むことで、東北で今も頑張っている方の力になれれば」と話した。

 FIFAランク8位の日本は、同大会で27日に1位・米国、3月2日に10位・ブラジル、5日に4位・イングランドと対戦する。中2日の過密日程の中で、強豪と対戦。6月開幕のフランスW杯に向けた重要な大会となる。高倉監督は、「色んな選手を試して、チームの可能性を広げていきたい。いい競争が日本チームの力を変えていくと思う」と見据えた。

サッカー

×