なでしこ、イングランドに0―3で敗れる シービリーブスカップ

スポーツ報知

 ◆サッカー ▽女子国際親善大会「シービリーブスカップ」(5日、米国)

 サッカー女子日本代表なでしこジャパンが参加する国際親善試合「シービリーブスカップ」(米国)は5日(日本時間6日)に最終節が行われ、FIFAランク8位の日本は、優勝を懸けて同4位のイングランドと対戦。日本は0―3で敗れた。

 日本は2トップの左に18歳FW遠藤純、右に池尻茉由を擁する4―4―2のフォーメーション。国際Aマッチ経験の少ない選手を多く起用するとともに、MF長谷川唯、DF鮫島彩ら代表常連組も先発した。

 前半の日本は、イングランドの人数をかけた守備に苦戦し、決定的チャンスを作れずに0―3で折り返した。後半に入り、前線のFW横山久美、FW籾木結花、FW小林里歌子、MF三浦成美の4選手を投入。すると横山を中心として、敵陣内でボールを持つ時間が増える。同3分、5分とシュートで終わるプレーが続き、同14分には、中央の横山が山なりのボールを供給。それに合わせて相手のDFラインを抜け出したFW籾木結花が左足を振り抜くも、ゴール右外へ反れた。

 主導権を握ったまま、同33分、小林と籾木の連携から横山が右クロス。ゴール前のMF杉田妃和がヘディングシュートするも、わずかにゴール右に外れた。その直後には、小林がペナルティーエリア内で相手のクリアボールを後ろ向きで受けてワントラップで沈め、反転しながら左足を振り抜いた。枠は捉えたが、相手GKの好セーブで得点はならなかった。

 同41分にペナルティーエリア左外でFKのチャンス、同42分に小林の鋭いシュートと立て続けにゴールを狙うも、そのまま試合終了。イングランドに0―3で敗れた。

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