森保ジャパン、今月親善試合は選手入れ替え 大迫&麻也ら主力招集せず

スポーツ報知
15日間の欧州視察の報告をする森保監督

 日本代表の森保一監督(50)が6日、欧州視察を終え、帰国。3月の国際親善試合(22日コロンビア戦、26日ボリビア戦)は、1月のアジア杯と選手を入れ替えると明言した。

 森保監督は15日間でドイツ、オーストリア、イングランド、スペイン、フランス、オランダの6か国を訪問。日本側が選手の拘束力を持たない6月の南米選手権への招集を各クラブに打診したが、「非常に厳しい」状況という。既にFW大迫勇也(28)が所属するドイツ1部ブレーメンは派遣拒否を発表しており、「クラブ側がノーと言えば招集できない」と吐露した。

 思うような編成ができない南米選手権を見据え、3月の2連戦は「アジア杯から選手を多少入れ替える」と語った。協会関係者によるとFW大迫、DF吉田麻也(30)=サウサンプトン=を招集しない見通しで、DF長友佑都(32)=ガラタサライ=や酒井宏樹(28)=マルセイユ=らも呼ばない可能性があるという。「日本サッカー全体の向上」を掲げる指揮官らしく主軸メンバーには休養を、現体制で招集が少ない選手には出場機会を与え、ピンチをチャンスに転換する構えだ。

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