【日本代表】“大迫頼み”の脱却へ、FW鎌田、鈴木を初招集。森保監督「まずは期待するところは得点」

スポーツ報知
日本代表メンバーを発表する森保監督

 日本サッカー協会は14日、親善試合の3月22日・コロンビア戦(日産ス)、26日・ボリビア戦(ノエスタ)に向けた日本代表の23人を発表した。アジア杯からメンバー13人が入れ替わる中で、森保監督は今回は招集外としたエースのFW大迫勇也(28)=ブレーメン=に代わり、FW鎌田大地(22)=シントトロイデン=、FW鈴木武蔵(25)=札幌=を1トップ候補として招集した。

 ベルギーで今季12得点の鎌田、札幌で今季リーグ戦3得点と好調の鈴木に関し、森保監督は「まずは期待するところは得点です。得点を奪う局面に絡んで欲しい」ときっぱり。さらに鎌田については「ベルギーではレギュラーシーズンの終盤で得点という結果を残してきている選手。シントトロイデンの視察した際にも、鎌田が攻撃の起点、核として機能しているのを見ていた。代表でも生かして欲しい」。一方で鈴木について「序盤ですが、結果を出しているのは分かりやすい。札幌の中で攻撃の部分で裏に抜け出すスピード、起点になること、彼の良さをいかしながらプレーできている」と評価した。

 アジア杯では1トップを務めたFW大迫が攻撃面で重要な役割を担ったが、エースが無得点に終わった決勝・カタール戦では敗北。指揮官は「大迫頼みの攻撃の戦術という質問を受けたり、色んなところで(報道は)見聞きしている。代表に重要な選手ということは彼(大迫)が示している。大迫だけではなく誰が抜けても、そのときのメンバーでベストの戦いをすることを考えていきたい」と語り、新たなオプションの発掘に意欲をみせた。

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