柴崎、アジア杯V逸「先に生かしていく」再出発の一戦で存在感を見せる

スポーツ報知
ランニングする柴崎(手前)

◆国際親善試合 日本―コロンビア(22日・日産スタジアム)

 日本代表は22日に国際親善試合でコロンビア代表と対戦する。21日は試合会場の日産スタジアムで、公式会見と練習を行った。

 あの悔しさを糧に、柴崎が再出発を図る。ボランチでの先発が濃厚。優勝を逃した1月のアジア杯に触れ、「過去に戻ることはできない。(これから)先に生かしていくしかない」と言い切った。

 アジア杯での森保ジャパンは「対応力」を武器に決勝まで勝ち上がった。支配率23・7%でサウジアラビアに勝利し、格上のイランには果敢に挑んで3―0で完勝した。しかし、決勝のカタール戦では相手戦術に対応できず、1―3で完敗。「決勝までがうまくいきすぎていた部分があった」と分析し、「舵(かじ)取り役として、(自分が)方向性を導いていくことが大事」と話した。

 さらに「ピッチ内外での積み重ねがそういった部分を招いてしまった部分もあった」とチームの雰囲気にも敗因を見いだした。主将のDF吉田麻也ら常連組不在で迎える再出発の一戦。ピッチ内外で存在感を見せる。(岡島 智哉)

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