【横浜M】中沢「サッカー選手としての集大成。全て出し切る」公言通り来季がラスト

2017年12月12日6時0分  スポーツ報知
  • 天皇杯に向け調整する中沢。来季での引退を表明した

 横浜Mの元日本代表DF中沢佑二(39)が11日、横浜市内で契約更改に臨み、かねて公言していた通り、40歳で迎える来季を現役生活のラストイヤーにする意向を示した。「サッカー選手としての集大成。全てを出し切る」と決意を語った。

 今季は5年連続となる全試合出場。通算出場試合数を歴代最多(GK除く)の571に伸ばし、連続フルタイム出場試合(同)も前人未到の157とした。リーグ順位も前年の10位から5位に上がったが「満足していない。全試合出られましたけど、失点が多かった。チームに『失点するのはこういう時だ』と伝えることができなかった」と反省。リーグ5位の少なさだった36失点にも、堅守・マリノスの伝統の血が流れる鉄人は納得していない。

 かねてプロ20年目となる来季限りで現役を退く考えを示していたが「(その考えは)変わりません」とキッパリ。「1つのモチベーションになっているから。それがないとあっち痛いこっち痛いになっちゃう」と笑った。

 近年は契約更改の場で待遇面やチームの方針を巡ってクラブと意見が食い違うことが多かったが、今年はなし。

「クラブには、来年はACLの出場権ではなく、リーグタイトルを取るという目標を立ててほしいと伝えた」

「クラブからは『マリノスの象徴』としてチームを引っ張って欲しいと言われた。若い選手も多く入ってくるが、サッカー選手としての振るまいなどいろいろなことを学ばせてほしいと」

「優勝するため、戦う集団としての先頭を切って、必ずタイトルを取る強い気持ちを持ちたい」

 熱い言葉が次々と口をついた。フルタイム出場記録の更新や通算600試合出場など、来季も新たな伝説の達成が見込まれるが、鉄人が目指すのはあくまでも優勝。「このマリノスというクラブで優勝したい。今まで全力でやってきたが、より全力を尽くして全てを出し切る」と力を込めた。

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