【甲府】6年ぶりJ2初戦はいきなり大一番・大宮相手に

2018年1月13日8時0分  スポーツ報知
  • 選手に指示を送る吉田達磨監督(中央)

 今季、6年ぶりにJ2を戦うヴァンフォーレ甲府が、いきなりの大一番を迎える。12日に今季のJ2開幕戦カードが発表され、2月25日の第1節がアウェーで大宮と、3月3日の第2節ではホームで東京Vと対戦することが決定。同じ降格組で、J1昇格を争うライバルと対戦することになり、吉田達磨監督(43)は「開幕戦は特別な試合。勝ち点3が取れれば」と必勝を誓った。

 指揮官の表情は、静かな口調の中にも気合がこもっていた。久々のJ2開幕戦は、J1からの降格組同士の対決となった。吉田監督は「昨年、大宮には1勝1分け。選手はうまく戦った。そのイメージを残しつつ、キャンプをしながら誰が出るのがふさわしいか決めたい」と決意を示した。

 因縁がある。昨季の第33節で対戦し、スコアレスドロー。大宮は1試合を残してJ2降格が決まった一方、甲府は何とか残留に望みをつないだ。しかし次の最終節で勝利したものの、残留には勝ち点1が足らず降格が決定。勝負に「タラレバ」はない。とはいえ、あそこで大宮に勝ちさえすれば…。そんな思いはつきまとう。

 もちろん、1年でのJ1復帰を争うライバルになることは間違いない。吉田監督は「大宮はクラブの規模で言ったらJ1の上位にいなければいけないチーム」と最大限の警戒を見せる。開幕戦で難敵をたたき、追い風にしたいところ。指揮官も「シーズンは42試合ある。一つ一つ大事に戦いたい」としつつ「勢いに乗りたいですけど」と語った。

 チームは11日から山梨県内で全体練習をスタート。始動2日目となったこの日からはFWリンス(30)、ジュニオール・バホス(24)、DFエデル・リマ(31)のブラジル人3選手に加え、新加入の韓国人DFビョン・ジュンボン(26)が合流した。

 昨季途中加入ながら、12試合6得点でチーム得点王となったリンスは「得点王にもなりたいが、J1で戦えるように貢献したい」と意欲。吉田監督は「開幕戦は特別。その緊張感の中で勝ち点3が取れれば」と強調した。スタートダッシュを決め、1年でJ1の舞台に返り咲く。(三須 慶太)

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