【F東京】健太監督、攻撃的に変革「得点をたくさん奪えるようにする」
スポーツ報知
F東京が13日、都内の小平グラウンドで始動した。今季から就任した長谷川健太監督(52)は「タイトルを期待されて呼ばれた。得点をたくさん奪えるようにする」と攻撃的スタイルに変革する考えを示した。
G大阪の14年にはリーグ、リーグ杯、天皇杯の3冠を獲得した名将が動いた。始動日にもかかわらず、約2時間もミニゲームなど強度の高いメニューを敢行。練習前には「ガムをかまない」「ソックスを整える」などプロとしての姿勢も説いた。清水やG大阪時代の教え子の太田や大森に対しても「皆と一緒」と“特別扱い”は一切なし。
太田が「楽しみな一年」と話せば、森重も「監督についていくことに加え、選手からも発信しなければいけない」と意欲。昨季は大久保、ウタカ、前田と3人の得点王経験者を擁しながらリーグ13位の37得点。指揮官は「得点を奪えるようにしたい。東京のベースを生かしたチームづくりをする」。長谷川トーキョーの改革が始まった。(田中 雄己)