【大宮】古巣に復帰した原崎HCが「こんなブラジル人選手は見たことない」と仰天 驚いたワケとは?

スポーツ報知
記念写真に収まる大宮の石井監督らスタッフと選手たち

 J1復帰を目指すJ2大宮が14日、埼玉県内のNACK5スタジアム大宮で始動。約2300人ものファンが詰めかけた。

 昨季名古屋でプレーしたスウェーデン人FWシモビッチに加えて、FWマルセロ・トスカーノ、MFマテウス、カウエのブラジル人トリオ、韓国人DFキム・ドンスら5人の外国人を含め、29選手が約1時間、汗を流した。

 シモビッチは昨季J2で40試合18得点。J1昇格プレーオフでは2試合で3得点を挙げ名古屋のJ1昇格に貢献した。チームは1年でのJ1復帰を目指して、補強も万全を期した。

 変わったのは選手だけではない。トータルアドバイザーを務める佐々木則夫氏は「今年はフィジカルコーチ、GKコーチも含めて、コーチ陣が全員変わった。石井(正忠)監督のもとで、選手は心機一転、新しいシーズンに臨めると思う」と期待を込めた。

 今年から、石井正忠監督をヘッドコーチ(HC)として支えるのが原崎政人氏。原崎HCは2006年から08年まで大宮でコーチを務め、12~15年まではJ1仙台でコーチ、昨年はJ1仙台でユース監督を務めていた。現役時代には1999年から03年までMFとして大宮で通算178試合に出場した原崎HC。実は、始動日の前日に驚いたことがあったという。

 「マルセロとカウエが、始動日の前日に2人で自主トレをしていました。(2人は)来日を早めて、準備をしてきたと。現役時代から、いろんなブラジル選手を見てきましたが、始動日前から練習するブラジル人を見たのは初めてでしたね」両ブラジル人選手の、今季にかける熱い思いを感じたという。

 練習前に行われた全体ミーティング。石井監督は「1年でのJ1復帰」を目標に掲げた上で「1日も無駄にしないよう、1日1日全力を尽くして欲しい」と選手に要望した。指揮官の思いは、選手にもしっかりと伝わっているようだ。

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