【甲府】“自主制作映像”で売り込んだ逆輸入選手、DF秋山拓也

2018年2月11日8時0分  スポーツ報知
  • 初のJクラブでのプレーとなる秋山は飛躍を誓った

 今季J2ヴァンフォーレ甲府に新加入したDF秋山拓也(23)=前所属・新潟シンガポール=が、自らの“分析力”で切り開いたチャンスをものにする。コンディション不良のため宮崎合宿中盤から別メニューが続く秋山だが「Jでの初キャンプだったので、うまくいくことの方が少なかったが、初めてにしてはできた部分もあった。これからシーズンに向け、もっとなじんで自分の力を出せたら」と意欲的に語った。

 日本でのプロデビューを希望したがかなわず、2017年はオファーがあった新潟シンガポールへの加入を決断した。リーグ戦、カップ戦など4冠を達成。主力として活躍し「なかなかできない経験をさせてもらった」と振り返る。ただ日本でプレーする夢はずっと持ち続けていた。加えて同国リーグでは今季から規定が変更された影響で、年齢的にチームを出て行かなければならない事情もあった。

 そんなところに舞い込んだ甲府からの願ってもないオファー。切り開いたのは“自主制作映像”だった。通常は周囲が作ることが多いが「海外にいたので」との状況から自分で編集することになった。「規定が変わるかもしれないと聞いていたので、夏くらいからコツコツ作っていた。時間を足したら1週間くらいかかったと思う」と秋山。代理人を通じて複数クラブに売り込み、その中で甲府の目に留まり加入が決まった。

 「全国経験も少ないし、雑草魂でやってきた。自分らしいかなと思う」と笑う。センターバックとして守備を支える秋山は、185センチの長身で「空中戦は得意」という。さらに「大学でもシンガポールでもセットプレーから点を取っていた。両足でボールを扱えるのにも自信がある」と特長を語った。「1年でのJ1復帰に貢献したい」。日本で夢の続きを歩む。(三須 慶太)

 ◆秋山 拓也(あきやま・たくや)1994年8月26日、愛知・豊田市生まれ。23歳。小学校時代は豊南JFT、中学校時代はSC豊田でプレー。愛産大三河高を経て大体大に進学。17年に新潟シンガポールに加入。リーグ戦24試合1得点、リーグ杯5試合1得点、シンガポール杯で4試合1得点を記録。185センチ、77キロ。右利き。血液型A。独身。

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