【金沢】逆転で愛媛を下し、J2昇格4年目で初戦初白星

2018年2月26日7時0分  スポーツ報知
  • 大橋〈6〉は後半31分に決勝弾を決めた

 ◆明治安田生命J2リーグ第1節 金沢2-1愛媛(25日・ニンジニアスタジアム)

 勝った! ツエーゲン金沢は、アウェーで迎えた開幕戦で愛媛に2―1で逆転勝ち。J2昇格4年目で初めて初戦白星となった。前半15分に先制を許したが、後半17分にMF杉浦恭平(29)のゴールで追いつくと、同31分にはMF大橋尚志(21)が決勝点を決めた。柳下正明監督(58)が就任して2年目。昨季の主力と新戦力が融合した金沢が、最高のスタートを切った。

 J2で初めての開幕戦勝利だ。昨季の開幕戦で0―1で敗れた愛媛の地にかけつけたツエーゲンサポーターが歓喜に沸いた。見事な逆転劇を見せたイレブン。就任2年目の柳下監督は、「去年からやってきた選手と新しい選手がそれぞれの特徴を理解してプレーしている」と手応えを口にした。

 前半は相手へのマークがはっきりしなかったり、攻撃でもイージーミスがあったりし、先制点も奪われた。しかし、ハーフタイムで修正すると、後半は主導権を握った。

 ブラジル人FWマラニョン(25)ら新戦力も積極的なプレーを見せた中、チームの充実度がイレブンに刺激を与えている。ともに金沢2年目の杉浦と大橋がゴールを挙げたが、後半17分に、左からマラニョンが上げたクロスのこぼれ球に反応し、同点弾を決めた杉浦は、「点を取っておかないと、すぐに(控えと)入れ替わる」と危機感。さらに、同31分に、大卒ルーキーのDF毛利駿也(22)の左からのクロスをFW佐藤洸一(31)がつなぎ、最後はフリーで決めた大橋も、「今季は数字という結果を求めている。アピールできた」と貪欲だ。

 昨季リーグ戦全42試合フル出場のGK白井裕人(29)が、23日の練習で右足を負傷、下腿(かたい)三頭筋損傷で全治3週間と診断され、愛媛戦を欠場。それでも、昨年6月にJ1G大阪から育成型期限付き移籍後、金沢で初出場となったGK田尻健(24)が好守を見せ、「みんなが助けてくれた。粘り強く守れて逆転できた」と勝利に貢献できたことを喜んだ。

 次節・3月4日のホーム開幕戦は讃岐と対戦する。サポーターをはじめ、多くの人が練習場の安原スポーツ広場や試合会場の石川県西部緑地公園陸上競技場を雪かきし、チームを支えてくれている。杉浦は、「僕たちが困らないように雪かきをしてくれた。勝つ姿が恩返しになる」と感謝。今度は、2連勝でその思いを形にする。(古川 浩司)

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