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【鳥栖】元スペイン代表FWフェルナンドトーレス獲る!年俸5億円…MLSと一騎打ち

2018年5月7日4時0分  スポーツ報知
  • 10年南アフリカW杯で優勝し、トロフィーを掲げるスペイン代表FW・フェルナンドトーレス

 サッカーJ1のサガン鳥栖が元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)=Aマドリード=の獲得に動いていることが6日、分かった。複数の関係者が明かした。トーレスは今季限りでの退団がすでに決定。関係者によると、来季(今夏)以降の移籍先を日本か北米メジャーリーグサッカー(MLS)に絞っており、鳥栖は関係者が渡欧して直接ラブコールを送るもよう。10年南アフリカW杯を制したスペインの至宝がJにやってくるかもしれない。

 「エルニーニョ(神の子)」がJのピッチに立つかもしれない。鳥栖は今年に入り、夏に契約が切れるトーレス獲得に向け、水面下で調査を続けてきた。そしていよいよ獲得に向けて動き出す時がきた。「近々チームの人間が現地に行くと聞いている」とJリーグ関係者。近日中にもクラブ幹部が渡欧し、7月20日~8月17日のJリーグの夏の移籍期間でのトーレス獲得を目指す。

 鳥栖はJリーグが公開している最新の経営情報(16年度)によると人件費が14億7000万円。全体的にも黒字経営が続いている。現在、外国人枠は埋まっているが、夏の移籍で枠を空ける見込みだ。15年末には実現しなかったが、ドイツ人の名将、フェリックス・マガト氏の獲得に乗り出すなど、チーム強化に積極的な姿勢を見せている。Jリーグは17年から英国に拠点を置くパフォーム社の「DAZN(ダ・ゾーン)」と10年2100億円の放映権契約を締結。各チームへのバックアップも十分で、豊富な資金も後押しして、スペインの大物獲得が現実味を帯びてきた。

 トーレスは4月にAマドリードを今季限りで退団すると発表。地元紙で「簡単な決断ではなかった」と話したが、新天地での挑戦を決めている。20日のホーム・エイバル戦後に退団セレモニーが盛大に行われるという。抜きんでた加速力と高さ、抜群のシュートセンス、足元の技術とすべてを備える世界的な万能型FW。今季は5日まででリーグ24試合に出場し、3得点の成績を残している。

 スペイン代表で08、12年欧州選手権を連覇し、12年には得点王を獲得。10年には南アフリカW杯を制覇した。チェルシーでは欧州CLと欧州リーグを制覇とタイトル獲得経験も豊富。Aマドリードの下部組織で育ち、類いまれな得点感覚を持つ。年俸は現在、約350万ポンド(約5億1700万円)だが、鳥栖はそれ以上の資金を用意して獲得準備を進めている。

 トーレスには日本のほかに北米MLS、中国クラブも獲得に動いているとされるが、日本かMLSに移籍先を絞っていると言われる。サッカーを始めたきっかけが人気サッカー漫画「キャプテン翼」で、当時は若林源三に憧れてGKを選んだほど。FW転向後は大空翼のファンとなるなど、日本との“縁”がある。

 17年にはJ1神戸にドイツ代表でW杯優勝を経験したFWポドルスキが加入したが、今回のトーレスJ移籍が実現すれば過去最大級の大物の加入となる。6月のロシアW杯後、今度はJリーグに大きな注目が集まりそうだ。

 ◆フェルナンドトーレス(本名=フェルナンド・ホセ・トーレス・サンス)1984年3月20日、スペイン・マドリード州フエンラブラダ生まれ。34歳。Aマドリードの下部組織で育ち、2001年にトップ昇格。リバプール、チェルシー、ACミランを経て15年にAマドリードに復帰。チェルシーで11―12季の欧州チャンピオンズリーグ、12―13季には欧州リーグを制した。スペイン代表通算110試合38得点。08、12年欧州選手権を連覇し、12年は得点王を獲得。10年南アフリカW杯優勝。185センチ、78キロ。

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