【富山】安達新監督「浮氣にエールを」初陣勝利で天皇杯3年連続出場決めた!

スポーツ報知
富山・安達新監督(左)は途中交代したこの日2ゴールの前嶋を笑顔でねぎらった

◆第23回富山県サッカー選手権▽決勝 カターレ富山5―0富山新庄クラブ(13日、富山県総合運動公園陸上競技場)

 J3カターレ富山が、北信越リーグ1部の富山新庄クラブを5―0と圧倒して優勝を飾り、3年連続10度目の天皇杯出場を決めた。

 安達亮新監督(48)は、浮氣哲郎前監督(46)の契約解除を受けて就任し、10日にチームに合流したばかり。わずか3日間の練習で初陣となったが「練習でやってきたことも、いくつかできた。選手たちはよくやってくれた。現場で指導できるのは楽しいし、うれしい。幸せを感じている。勝ててホッとしている」と話した。

 27日の天皇杯1回戦では、関西リーグ1部・おこしやす京都ACと対戦する(午後1時、高岡スポーツコア)。安達監督は「勝てば、次(2回戦)はJ2の東京Vと対戦できるので、そこまではいきたい。天皇杯は勝てば勝つほど強い相手と戦えるので楽しみ」と、意欲的に話した。

 その前に19日のリーグ戦、アウェー・鳥取戦(午後5時、とりスタ)が控える。チームは現在4連敗中で最下位。巻き返しが期待される新指揮官は「最下位で失うものは何もない。まだ鳥取のスカウティングができていない。鳥取の順位も私は分からないが、ウチよりは上ですから。何とか勝ちたい」と必勝を期した。

 生まれは兵庫・西宮市だが、千葉で育ち、市船橋高でもプレーした。同世代の浮氣前監督も千葉出身。「浮氣にエールを送りたい。今日の試合も、勝つことで彼も報われると思っていた。彼の分も背負っていきたい」と決意を新たにしていた。

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