【天皇杯】ホンダFC、最年長・古橋の決勝弾で沼津下し3年連続出場決める

2018年5月14日7時0分  スポーツ報知
  • 3年連続38度目の天皇杯出場を決めた、ホンダFCイレブン
  • 後半43分、FW古橋のゴールに、喜ぶホンダFCの選手とスタッフ

 ◆天皇杯▽静岡県決勝 ホンダFC1―0沼津(13日・藤枝総合運動公園サッカー場)

 決勝が行われ、JFLホンダFCが、J3アスルクラロ沼津に1―0で勝利。3年連続38度目の天皇杯本戦出場を決めた。後半25分から出場した、チーム最年長のFW古橋達弥(37)が、同43分に今季初得点となる決勝ゴールを右足で決めた。ホンダFCは26日の1回戦で、和歌山代表のアルテリーヴォ和歌山(関西サッカーリーグ1部)と紀三井寺で対戦する。

 強い雨が降り続くピッチを切り裂いた。0―0のまま迎えた後半43分、MF大町将梧(26)の右からのスローインを受けた古橋が、右足を思い切り振り抜いたボールは、J3で今季リーグ最少失点(6)を誇る沼津ゴールに突き刺さった。

 「ゴールの瞬間はあまり覚えていない。ボールが来て、自分がシュートを打つことしか考えてなかった。途中出場だったけど、結果が出てうれしい」。チーム最年長の37歳は興奮気味に振り返った。後半途中から投入した井幡博康監督(43)は「延長戦を見据えて、相手が疲れてくる後半にパワーのある状態で出す予定だった。理想的な得点」とJ3首位の沼津を相手に奪った想定通りの得点にしてやったりだった。

 ホンダFCの地元・浜松市出身。磐田東高から、99年に本田技研(現ホンダFC)に入団し、その後はC大阪や山形、湘南などJリーグでプレーした。14年にホンダFCに復帰し、昨年は22試合出場チーム2位の13得点を挙げ、JFLのベストイレブンに選ばれたレジェンドだ。しかし、昨年10月に、右ふくらはぎ肉離れで戦線離脱。今季は開幕には間に合ったが、リーグ7試合で得点がなかった。「年齢のこともあって、正直焦りもあった」。背番号10が大一番で勝負強さをみせた。

 26日の1回戦を突破すれば、2回戦でJ1鹿島と対戦する。古橋は「初戦に勝って、鹿島とやりたい。これから得点も決めていきたい」。今季初得点で復調した、ホンダFCのレジェンドが本戦でゴールを決める。(山中 優輝)

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