常葉大橘、6年ぶり静学撃破…高総体静岡県大会4強出そろう

2018年5月21日6時50分  スポーツ報知
  • 抱き合って勝利を喜ぶ常葉大橘の選手たち

 準々決勝が行われ、常葉大橘は県新人戦決勝で敗れた静岡学園にFW井上裕斗(3年)の2戦連発などで2―1と雪辱し、2年連続で準決勝へ進んだ。藤枝東もDF平出海(3年)の先制ヘッドなどで昨年準々決勝で敗れた清水東を2―0で下し、4年ぶりの4強入り。浜松開誠館は富士市立に3―1と逆転勝ち。清水桜が丘は藤枝明誠とのプリンス勢対決を2―0で制した。常葉大橘―清水桜が丘、藤枝東―浜松開誠館の準決勝は27日、草薙陸上競技場で行われる。

 ロスタイムに2本連続でセットプレーを跳ね返すと、終了の笛が鳴り響いた。対静学戦の公式戦勝利は、橘が優勝した2012年選手権準々決勝(1〇0)以来、6年ぶり。守備重視で速攻を仕掛けた新井裕二監督(35)は「決していいサッカーとは言えないが、最後まで集中して戦えた」と、健闘をたたえた。

 前半8分、速攻から井上がこぼれ球を押し込んだ。「ターンして冷静に右足で狙った」と2試合連続で先制点を決めた。後半9分に追いつかれたが、途中出場のFW浦田和希(2年)が同28分にDF高橋翔吾(3年)のクロスを合わせた。「マイナスにきたので、うまくトラップすれば打てると思った」と、描いた通りの値千金弾だった。

 堅守が光った。2月の県新人戦決勝。後半3失点の起点だった相手の右サイドを警戒し、最終ラインと中盤各4人がコンパクトに連動した。2週間前からレギュラーの攻撃陣対DF陣で実戦形式で静学対策を講じた。DF鈴木大晟主将(3年)は「目の前で回されても釣り出されず、最後は真ん中でクリアできた」と、ペナルティーエリア内で決定機を作らせなかった。

 総体では初の決勝進出を懸け、27日の準決勝では清水桜が丘と今季初対決。3試合15得点無失点の相手に対し「タフなゲームをしてくる。静学に勝って気を緩めないで臨む」と指揮官。1週間で万全な準備を整える。(青島 正幸)

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