【富山】安達監督、天皇杯J2東京V戦“ジャイキリ”へ「チャレンジ」

スポーツ報知
練習で自らボールを出す富山・安達監督(左)

 J3カターレ富山の安達亮監督(48)が、6日のJ2東京Vとの天皇杯2回戦(19時、味フィ西)へ抱負を語った。

 先月、シーズン途中で監督に就任後、13日の天皇杯富山県代表決定戦(対富山新庄クラブ、5〇0)、19日のリーグ戦アウェー・鳥取戦(3〇2)、27日の天皇杯1回戦・おこしやす京都AC戦(1〇0)と3戦全勝。リーグ戦最下位も脱出した。それでも「選手たちはよく頑張っているが、正直言って、全てに課題がある。攻守の切り替えとか。(練習で)やること満載。伸びしろも満載」と、満足はしていない。

 3日には就任後ホーム初のリーグ戦となる北九州戦(13時、富山県総合運動公園)に臨む。指揮官は「練習でやったことしか出せない。練習を一生懸命やるだけ」と、指導に熱が入る。

 天皇杯は6日にJ2東京Vと対戦。カテゴリーが上のチームと戦う心構えについては「楽しめばいいんじゃないですか」と、笑顔でひと言。カターレはJ3初優勝と2014年以来のJ2昇格を目標に掲げているだけに「本来ならJ2の中堅クラブと対等にやって、J2に上がらないといけないが、今は本来の姿ではない。J3で(一時は)最下位を真摯(しんし)に受け止めないと。だから、(東京V戦は)チャレンジだよね」と、挑戦者の気持ちで“ジャイアントキリング”を目指す。

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