【甲府】22歳ルーキー・今津、地元でプロ初弾「特別なゴールになる」

2018年6月3日6時12分  スポーツ報知
  • 試合後、サポーターの声援に手を振って応える今津(右は湯沢)

 ◆YBCルヴァン杯プレーオフステージ第1戦 甲府2―0浦和(2日・中銀スタ)

 J2ヴァンフォーレ甲府(B組2位)は、J1浦和(C組1位)にホームで2―0と快勝した。前半37分、流通経大出のルーキーDF今津佑太(22)が、頭でプロ初ゴールとなる先制弾。後半6分にはFW小塚和季(23)が追加点を決め、主導権を握った。守備でも今津ら最終ラインが奮闘し、J1の名門クラブを完封した。アウェーの第2戦(9日・埼玉)で引き分け以上か、敗戦でも1点差なら、2007年以来、11年ぶりの8強進出が決まる。

 気温30度と、真夏日となった中銀スタジアムの空を切り裂くように、甲府サポーターの割れんばかりの歓声が巻き起こった。J1の浦和に2―0の快勝劇。上野展裕監督(52)は「決定機もたくさん作れたし、守備では危ない場面もあったが、体を張って防いでくれた。暑い中で選手たちは本当によくやってくれた」とイレブンの奮闘をたたえた。

 殊勲の勝利を大きく引き寄せたのは、ルーキーの今津の「頭」だった。前半37分、右CKを獲得した甲府は、給水をするなど相手守備陣が気を抜く隙を突いて素早くリスタートした。ショートコーナーからの小塚の右クロスに、後ろから走り込んだ今津が頭で突き刺した。

 南アルプス市出身のルーキーにとって、うれしい地元でのプロ初ゴールだ。今津は「地元の山梨で、しかも浦和という力のあるチームを相手にゴールできたことに喜びを感じる。特別なゴールになる」と喜びをかみしめた。練習生から契約してくれたクラブへの恩返し弾ともなった。最終ラインの右に入った背番号34は、守備でも奮闘。「興梠(慎三)選手や武藤(雄樹)選手といった、(DFラインの)裏へ抜けるのがうまい選手に対応できたと思う」と手応えを語った。

 過去、J公式戦で浦和には1勝5引き分け15敗と大きく負け越すなど大の苦手としており、中銀スタジアムでは初めての白星となった。大きな勝利には間違いないが、プレーオフステージ突破はホーム&アウェーの2試合の結果で決まる。「まだ前半が終わっただけ。アウェーでも自分たちのやってきたことを出せるように頑張る」と指揮官。第2戦も気を抜くことなく、ただひたすらに勝利を目指す。(三須 慶太)

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