【山形】DF栗山、岐阜戦で0封勝利「ゼロにこだわりたい」

スポーツ報知
ドリブル練習で汗を流した栗山

 J2モンテディオ山形のDF栗山直樹(27)が、前半戦ラストとなる30日のホーム・岐阜戦で完封勝利を収め、リーグ戦を折り返すと誓った。27日、山形・天童市内で行われた紅白戦で主力組に入り、攻撃の起点潰しに奔走した。

 暫定8位の山形は8戦無敗(3連勝中)と好調だが、5月27日の金沢戦から5戦連続失点(7失点)と課題を残す。今季19試合フル出場の栗山は「1試合で何個かある、まずい場面を決められている」と分析した。

 23日の徳島戦前には、DF加賀健一(34)の呼び掛けで、GK櫛引政敏(25)やDF陣と緊急ミーティングを実施。背番号3は「健さんが『最近ゼロが少ない。ここで勝ちきろう』と話し合ったけど、抑えられなかった。マークが付いてない場面とか、甘い部分で失点している。細部を詰めていく」と守備の再整備に取り組んでいる。

 岐阜は、今月6日の天皇杯で対戦し、PK戦までもつれて退けた難敵だ。栗山は、この試合でもフル出場しながら2失点を喫した。岐阜との再戦へ「ゼロにこだわりたい。相手はパスを回してくるので、しっかりプレッシャーをかけて抑えたい」。完封で前半戦を締めくくる。(海老田 悦秀)

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