【富山】3年ぶりワースト5失点…前半最終戦で10敗一番乗り

スポーツ報知
大敗を喫し、サポーターの声援をバックに引き揚げる富山イレブン

◆明治安田生命Jリーグ J3第17節 長野5―0富山(8日・長野Uスタジアム)

 カターレ富山はアウェーでAC長野パルセイロに大敗。2015年9月27日の相模原戦(1●5)以来、3年ぶりのクラブワーストタイ5失点となった。

 シャドー(下がりめのFW)のMF新井瑞希(21)、右サイドのMF川上エドオジョン智慧(20)らを中心に積極的に攻め込んだが、長野の堅守の前に1点が遠かった。逆に守備ではミスを突かれるなど、前半2、後半3といずれも複数失点を喫した。

 前半戦の最終戦でリーグ10敗一番乗り。16試合で5勝1分け10敗、勝ち点16の17チーム中15位となっている。

 5月に就任後、6戦目で初の完封負けとなった安達亮監督(49)は「これで前半戦が終わったが、選手たちには『しっかり受け止めて、巻き返していこう』と話した」とし、「攻撃で良くなったところはある。守備はしっかり練習しているが、まだまだ足りない。慌てる必要のないところで慌てたり。守備のところにしっかり重きを置いてトレーニングしていく」と話した。

 主将のDF今瀬淳也(25)は「自分たちも点を取れる力はあると思うが、先制され、ビハインドになって、相手にも集中して守られてしまった。(相手ゴールに)迫る場面もあったが、取り切れなかった。ゴール前での質を、攻撃でも守備でも上げていかないといけない」と、後半戦スタートとなる16日のホーム・鳥取戦(18時、富山県総合運動公園陸上競技場)へ、課題を口にした。

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