【甲府】“ゼロトップ”攻撃陣で4戦ぶりホーム勝利狙う

2018年7月14日5時53分  スポーツ報知
  • 堀米勇輝

 J2ヴァンフォーレ甲府の好調“ゼロトップ”攻撃陣が、リーグ戦でホーム4試合ぶりの白星をもたらす。岐阜戦(15日・中銀スタ)に向け、13日は中央市内で調整。チーム得点王のジュニオールバホス(25)ら攻撃の中核を欠く中、MF堀米勇輝(25)、MF曽根田穣(23)、MF佐藤和弘(27)の最前線の3人が、前節の大分戦で全得点をたたき出して快勝。ノッている男たちが上位浮上の起爆剤となる。

 前節でチームの窮地を救った急造“ゼロトップ”を真の武器にする。リーグ戦2試合連続ゴール中の曽根田は「大分戦みたいに序盤に点を取れれば楽な試合になる。立ち上がりから積極的にゴールへ向かっていきたい」と気合十分に話した。

 7日の敵地・大分戦でリーグ戦4試合ぶりの白星を挙げたが、台所事情は厳しかった。ジュニオールバホスとMF小塚和季(23)の負傷離脱に加え、FWリンス(30)のJ1・F東京移籍。得点数のチーム上位3人を一気に欠く事態となった。

 そんな不安を吹き飛ばす活躍を見せたのが、最前線に入った堀米、曽根田、佐藤だった。トップの位置に純粋なFWではなく、ゲームメイクもできる選手を置く“ゼロトップ”の布陣で臨み、3人が躍動。大分戦で全4得点をたたき出し、チームの節目のリーグ250勝を挙げた。

 岐阜戦もこの3人の先発が濃厚だ。ボランチが定位置の佐藤は「(3人が)流動的に動けていると思う」と手応えを口にし、「(さらに)点に絡まないといけないと思うし、大分戦みたいにゴール前で最後まで諦めず走れればいい」と意気込んだ。

 先発メンバー全員を入れ替えた11日の天皇杯では、1―0でJ1清水を撃破するなど、チームは息を吹き返しつつある。だが、リーグ戦のホームでは5月26日の大分戦(6〇2)を最後に、1分け2敗と3試合白星がない。下部組織出身で“甲府の至宝”ともいわれる堀米は「ホームで勝つことが大事。全力を尽くす」と力を込めた。中銀スタジアムに50日ぶりの勝利の凱歌(がいか)を響かせる。(三須 慶太)

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