【宏太’sチェック】「戦うコンサ」取り戻せ

2018年7月20日10時0分  スポーツ報知
  • 札幌―川崎 前半36分、倒れながら右足でシュートを放つFWジェイ(右)

 ◆明治安田生命J1リーグ第16節 札幌1―2川崎(18日・札幌厚別公園競技場)

 結果こそ1―2だった川崎戦だが、得るものがあったのかと感じたほど、札幌の良さが見られなかった。

 5位という現在の位置は、がむしゃらにやって来た結果、つかみ取ったもの。それが川崎戦では、守備の場面でも早めに奪いに行くのではなく、ただ相手の前に立っていることが多かった。エルシーニョにドリブルで持ち込まれて先制点を奪われたシーンも、深井がつぶしに行かなければいけない。タフに戦っていた姿を忘れてしまったかのようだった。

 札幌の良さは全員が動き、戦い続けることにある。全員が止まっているチームは、インターセプトされると、そこから動き出すから、すぐに切り替えができない。後ろの選手も予測が難しくなり、カバーもしきれなくなる。仮に誰かがミスしたって誰かがフォローしてくれるのだから。やり切らないと、結果は得られない。

 2か月の中断期間で休み過ぎたのか、ぼんやりした戦いになってしまった。ただこの段階で課題に気付かされたのは、むしろ良かったなと。ACLを狙うには、川崎レベルでやらないと駄目だと分かったはず。全員で仲間をサポートし、全員でボールを奪いに行く。まずはその基本を思い起こしてほしい。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

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