【G大阪】“宮本色”采配で復調兆し…倉田「あと結果がついてくれば」J1残留へ第一歩

スポーツ報知
鹿島とドローに終わり、チームスタッフと握手するG大阪・宮本監督(左)

◆明治安田生命J1リーグ第18節 G大阪1―1鹿島(28日・パナソニック スタジアム吹田)

 “宮本色”のにじみ出たJ1初采配で、G大阪が復調の兆しを感じさせる勝ち点1をつかんだ。クルピ前監督の解任を受け、G大阪U―23の監督から昇格する形で指揮を執った宮本監督の下、1点を追う後半25分にDF米倉のゴールで追いついて引き分け。リーグ戦の連敗を2で止めたドローを、新指揮官は「選手のがんばりは称賛に値すると思います」と振り返った。

 23日の就任後、練習はわずか3日。それでも守備の約束事を整理し、先発にU―23で重用してきた20歳MF高をJ1初先発させるなど、さっそくチームに変化を注入。試合前には「新しいG大阪を見せよう!」と選手を鼓舞し、ピッチに送り出した。「内容、気持ちの入り方、全部が違った。あと結果がついてくれば」とMF倉田。順位は16位のままだが、選手の気持ちが前を向いたことが大きな変化。宮本ガンバが、J1残留へ向けた第一歩を踏み出した。

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