【浦和】興梠7年連続2ケタゴール!昨季J王者川崎撃破「波のない選手になったのかな」

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第19節 浦和2―0川崎(1日・埼玉スタジアム2002)

 昨季のアジア王者、浦和が川崎に2―0で勝利した。前半7分にFW興梠慎三(32)の今季10点目となるゴールで先制。終了間際の後半48分にも、FWファブリシオが追加点となるPKを決め、2連勝とした。

 俊足でDFを振り切った。前半7分、ゴール前にフリーで走り込んだ興梠が、MF武藤のグラウンダーのクロスを右足で合わせて、ループ気味のシュートでネットを揺らした。7月31日に32歳の誕生日を迎え、「年を取ることは(選手)寿命が短くなる。うれしくないけれど、特別な日に点を取れて、チームが勝てたのは良かった」と振り返った。

 これで今季19試合10得点。後半35分に途中交代したが、7年連続の2桁得点を達成し「ケガがないのが7年連続(2桁得点)の証。波のない選手になったのかな」と笑顔を見せた。

 8月5日は長崎戦。「長崎は走ってくる選手がたくさんいる。主導権を握られるのは理想じゃない。ボールを支配して勝ちにつなげていく」。ベテランの一蹴りがチームを今季2度目の3連勝へ導く。

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