【甲府】新加入ジエゴ、実戦デビュー 練習試合ノーゴールも「これからもっと良くなると思う」

スポーツ報知
ドリブル突破するジエゴ(手前)

◆練習試合 甲府3―1甲府U―18=15分×4本=(5日、中央市・山梨大医学部グラウンド)

 J2ヴァンフォーレ甲府に新たに加入したブラジル人FWジエゴ(23)が5日、実戦デビューした。この日は中央市内で甲府U―18と15分×4本の変則マッチを行い3―1で勝利。ジエゴは先制ゴールに絡むなど、まずまずの動きを見せた。

 刺すような日差しがピッチに降り注ぐ中、期待の新助っ人がベールを脱いだ。1本目は3トップの中央で、2本目は2シャドー(下がり目のFW)の左でプレー。「(甲府での実戦は)初めてなので、持ち味を出すにはまだこれからだと思う」と控えめに振り返った。

 「コンディションは70~80%」。言葉通り動きにやや重さも見られたが、1本目にはゴール前中央でボールを受けると、右に走り込んできたMF道渕諒平(24)にマイナスのパス。強烈なシュートが決まり、先制弾を演出した。2本目にはドリブル突破から決定機を作った。ただ右足のシュートはポストに嫌われ「チャンスは絶対に外さないようにしないと」と反省した。

 上野展裕監督(52)は「あの場面は決めてほしかったけど」と苦笑いしながらも「裏へ抜け出す場面もあったし、よくやっていたと思う」と評価した。「これからもっと良くなると思う」と背番号11。3連敗中のチームの救世主となるべく調子を上げていく。(三須 慶太)

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