【G大阪】低迷の責任を取り梶居強化部長が辞任 後任は“ミスターガンバ”松波氏

スポーツ報知
G大阪の強化アカデミー部長に就任した松波氏

 J1で17位と低迷するG大阪は8日、梶居勝志強化アカデミー部長(55)の辞任と、アカデミーダイレクターを務めていた松波正信氏(43)の新強化アカデミー部長兼アカデミーダイレクター就任を発表した。梶居氏は解任されたクルピ前監督の招へいとチーム低迷の責任を取る形で強化部から離れ、施設管理担当部長となった。

 新強化部長の松波氏は、現役時代はG大阪ひと筋のキャリアを過ごし、“ミスターガンバ”と呼ばれた。引退後は指導者としてキャリアを積み、12年にはシーズン途中にセホーン監督の解任を受けてG大阪監督に就任。しかしこの年、クラブ初のJ2降格となり、シーズン終了と同時に解任。その後はJ3鳥取の監督、C大阪U―18のコーチなどを務め、今季G大阪にアカデミーダイレクターとして復帰していた。

 2-3で逆転負けした5日の名古屋戦翌日に梶居氏から辞任の申し入れを受け、了承したG大阪の山内社長は「残り試合、クラブ一丸となって戦うため、フロントも一新し、若い強化部長、若い監督で戦うことにしました」と説明。現役時代は一緒にプレーしたこともある宮本監督と松波新強化部長のタッグで、J1残留を目指す。

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