森保監督、C大阪の安藤・斧沢・森下を評価「トライしていた」

スポーツ報知

◆スルガ銀行チャンピオンシップ インディペンディエンテ1―0C大阪(8日・ヤンマースタジアム長居)

 17年南米クラブ杯王者のインディペンディエンテ(アルゼンチン)が、同ルヴァン杯王者のC大阪を1―0で下した。前半28分、FWシルビオ・ロメロ(30)が挙げた先制点を守りきった。インディペンディエンテは11年以来2度目の出場で初優勝。通算成績は日本の6勝5敗となった。C大阪は連戦のため、リーグ戦からメンバーを入れ替えて控え組が先発出場。初出場での優勝は逃した。

 日本代表とU―21代表(東京五輪代表)を兼任する森保一監督(49)が8日、東京五輪を目指す選手に所属クラブでの定位置確保を求めた。スルガ銀行チャンピオンシップを視察後、出場したC大阪のFW安藤瑞季(19)、MF斧沢隼輝(20)、DF森下怜哉(19)の候補選手を評価。理由を「ポジションをつかみ取るためにトライしていた」と語り、「続けてほしい」と訴えた。

 歴代の五輪代表監督が、所属クラブでの出場機会で頭を悩ませてきた問題でもある。結果に重きを置くクラブでは実績のない若手はなかなかチャンスが回ってこない。さらに東京五輪は自国開催のためにアジア予選は免除。目標のメダル獲得へ向けて、よりクラブでの過ごし方が重要になる中、森保監督はクラブでの地位確立を訴えた。

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