【鳥栖】トーレス5試合不発も「みんなと頑張って守った」

スポーツ報知
後半、ゴール前に走り込む鳥栖・フェルナンド・トーレス

◆明治安田生命J1リーグ 第21節 鳥栖1―0浦和(11日・ベストアメニティスタジアム)

 今夏、鳴り物入りでJ1鳥栖に加入したスペイン人FWフェルナンドトーレス(34)は11日、ホームでの浦和戦に4試合連続で先発し、5試合連続で不発に終わった。

 前半11分、MF小野の縦パスを受け、MF福田のシュートに結び付けた。前半の見せ場はこのワンシーンだけ。浦和の日本代表DF槙野智章(31)との競り合いにことごとく負け、前線で効果的な働きはほとんど出来なかった。後半15分、前線からの守備で浦和MF青木のボールを奪い、ゴール前の鳥栖FW金崎夢生(29)に決定的なパス。しかし、金崎のシュートは浦和GK西川周作(32)に阻まれた。後半は躍動感も増したが、自身はシュート1本も打てずに後半45分にベンチに退いた。

 トーレスは「毎試合、何かを勉強している。試合をするごとに良くなっているよ。私のパフォーマンスも良かったと思う。浦和は強いチーム。みんなと頑張って守った。いいプレーをしたと思う。日本に来て3週間ぐらい。日に日にコンディションも良くなっているし、コンビネーションも、自分のプレーも良くなっている。これからもっと良くなるよ」と話した。

 鳥栖は後半8分、MF高橋秀人(30)が、MF原川力(24)の左CKを頭で決め、先制。そのまま逃げ切り、1―0で今季初の連勝を飾った。順位も暫定ながらJ2降格圏を脱出し、15位に浮上した。

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