【川崎】鳥栖戦へGO! 3日かけて長野から上田電鉄7200系がやってくる!

スポーツ報知
鳥栖戦のイベントで展示される「上田電鉄7200系」車両(川崎フロンターレ提供)

 J1の川崎は15日にホームの等々力陸上競技場で鳥栖と対戦する。同戦では「2018川崎の車窓から~東急グループフェスタ~」を場外イベント広場「フロンパーク」、児童遊園、メインスタンド前広場で開催する(午後3時~午後6時半まで、一部午後2時開始)。

 このイベントの目玉は2013年以来5年ぶりの電車車両の展示だ。展示される車両は元・東急電鉄・田園都市線車両「上田電鉄7200系」。7200系は今年5月に引退したが、かつては「田園都市線(1967年当時は大井町駅―二子玉川園駅―長津田駅間)用として製造され、大井町駅―鷺沼駅間を4両編成で運転していた。

 その貴重な車両はこのイベントのために13日、長野県上田電鉄から等々力に向けて陸送を開始。3日間かけて到着する。担当者は「本日(13日)、等々力に陸送するために準備が完了したと連絡を頂きました。長野から等々力まで3日間かけて7200系がやってきます。無事に到着するのを願っています」とコメント。この3日間の陸送の舞台裏をカメラが密着し、試合のハーフタイム中にスタジアム内で上映される予定だ。

 試合当日の車両内には、田園都市線を走っていた様子がわかる写真や、この日に見ることができるレアアイテムなどを展示予定となっている。

 地元密着型クラブとして地域活性活動に取り組む川崎と、沿線活性化を目指す東急電鉄が、サッカーと鉄道という異なる業態同士でコラボし、実現。このイベントへの参加は15日の川崎―鳥栖戦観戦チケットを持っている人、または、川崎フロンターレグッズを着用している人が対象となっている。

 午後2時からは親子(ともにフロンターレ後援会会員)対象に「川崎生まれ川崎育ちの東急社員が教える!電車の構造講座」も開催予定。東急線キャラクター「のるるん」と東急バスキャラクター「ノッテちゃん」、川崎フロンターレのキャラクター「ふろん太」、「カブレラ」と一緒に撮影できる撮影会、運転シュミレータ操作体験なども開催され、ファンにはたまらないイベントが盛りだくさん。詳細は川崎フロンターレ公式ホームページ内(http://www.frontale.co.jp/info/2018/0730_15.html)まで。

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