【柏】19日の磐田戦に向け伊東「勝てば勢いに乗る」

スポーツ報知
19日の磐田戦で勝利を誓う柏・伊東

 柏は磐田戦(ヤマハ)に向けて17日、柏市内で約1時間のトレーニングを行った。ロシアW杯の中断からリーグが再開して約1か月。週2戦をこなす連戦の最終節に向けて、シュート練習などで調整した。15日のF東京戦(1〇0)でFW瀬川祐輔の決勝弾をアシストしたFW伊東純也はこの日、疲労やコンディションを考慮し、別メニューでチームより早く練習を終えた。

 F東京戦で伊東は後半32分、足技で相手を交わし、ペナルティーエリアに進入。そのまま右クロスを送り、ゴール前の瀬川がバイシクルシュートを決めた。今季、リーグ8アシスト目で勝利に貢献し「仕掛けたらうまく相手の逆を突くことが出来ました。クロスはクリス(ティアーノ)に送ったつもりだったから、だめかなと思ったけど、瀬川が決めてくれてよかった」。チームはロシアW杯中断期間前後の試合では、特に後半に入って失点を許す試合が多かった。この試合の後半にも、立て続けに相手の攻撃に遭う厳しい時間帯があったが、耐え抜いて得点につなげた。伊東は「一試合に必ず一本は、相手のビックチャンスがある。それをGK(桐畑)が止めてくれたこととか、守備陣が体を張って(失点)0に抑えられたことが大きかった」と振り返った。

 5月5日のホーム・磐田戦(1●2)は、先制するも後半39分に逆転を許した。次節は今季、初のリーグ連勝がかかる一戦。昨季4位で終えた柏は、現在13位と調子が上がらないが「次勝てばチーム的にも勢いに乗る。(順位は)上とも近いので、勝てば一桁順位も見えてくる。下より上を見ながらやっていきたい」と意気込んだ。

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